猿の言の葉

全国巡業無事千穐楽!

2007年11月26日

先月末に東京で初日を開けた巡業公演も、本日めでたく、石川県小松市で無事に千穐楽を迎えることができました。全国各地でお出掛け頂いた皆様に心から感謝を申し上げます。

また、かなりの強行軍にも関わらず(果たしてこの旅には終わりがあるんだろうかと不安になったりもしたのですが)、それを乗り越え、共演者の方々、スタッフ のみなさん、揃ってこの日を迎えられたこと、とてもうれしく思っています。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

中でも大道具さんたちには感謝です。乗り打ち乗り出し(当日に仕込んで、その日の内に撤収して次の目的地に移動すること)の行程が殆どで、睡眠時間も足りて ない状況の下、笑顔を絶やさず、腱鞘炎になりながらも雪を降らせてくれたり、一所懸命に働いてくれました。本当にありがとうございました。

大河ドラマから復帰の最初の仕事だった今回の巡業公演は、素晴らしいチームのお蔭でたいへん思い出深いものになりました。そして、またいつの日か、このメンバーで再び芝居ができることを夢見ています。

7時間の電車移動、5時間のバス移動、特別演出による富山での夜中までの舞台稽古など、過酷すぎるスケジュール。現地に着くのが午前0時を過ぎた事も 度々...そして明くる日の二回公演。でもみんなが、一人でも多くのお客様に感動してもらう良い舞台を!と、ただそれだけを思っていました。

そんな忙しい中、今日は出番前に座中全員が大合唱の中、誕生日を祝ってくれました。みなさんの心暖かい気遣いに、ただただ感謝と感激でいっぱいです。いろんな人たちに助けられ、全20カ所、計39回公演を勤め終える事ができました。ありがとうございました。

たくさんの誕生日お祝いメッセージも頂戴しました。この場を借りてお礼申し上げます。

そして、同じ日に生まれた前川泰之さん、おめでとうございます!

「抜け穴の会議室」

2007年11月19日

昨日観た舞台の感想。

二人芝居(しかも小劇場でだよ)って、ダイナミックな場面展開やドラマの幅など、いろいろな面でいろいろな制約があると思う。っていうか、制約されちゃうんだよね。

だ けど、この舞台は違った。平気で何十年ってタイムスリプしてしまうのだよ。病院になったり、レンタルビデオ屋になったり、もう自由自在なの。しかも一瞬で ね。これらの場面転換をいちいち大道具リアルに組んでやってたら時間かかってしょうがねえだろうな〜って恐ろしくなった。でも一瞬なの。

あっ! これって「能」の手法だ!一瞬で時空を超えるんだよ。人物が一回りするだけでさ。だから次から次へとドラマが展開してゆくわけ。息もつかせぬって感じで。 だから観てる側は「次はどうなるの」っていう期待で頭がいっぱい。一つ一つの場面も、時間の配分がいいねー。短すぎると散漫になるけど、長すぎても退屈だ し。料理だってそうじゃん。もう少し食べたい〜っていうくらいの量がちょうどいい。各シーンが、まさに、その「ちょうどいい」っていう感じ。そして気づい たら、もうラストかよ!って。

現 代劇にテーマって大事だと思う。「落ち」のない落語って損した気分になるじゃん。今までの時間は何だったんだ!みたいな。この舞台観て、こんなに深く考え させられるとは思ってもみなかった。深いんだよね〜テーマが。これからの時代に考えてゆかなければならない大切なことなんだと思う。出会いってなんなんだ ろう。生きるってなんなんだろう。この舞台はこれからの時代性を先取りしてるんだな。人類はそろそろこのテーマについて、深く思索を巡らさなければいけな い。そう思った!

へー突っ込み キャラだったんだ〜。新鮮でした真田殿。バナナの皮踏んでズッコケてバケツに頭突っ込んでも、おそらく、いや絶対にカッコイイんだろうと思う。指トント ンってリズム刻む仕草。普通にやるやる!いろんなことを勉強させてもらいました。蔵さんありがとうございました!


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抜け穴の会議室」  作・演出=前川知大 出演=佐々木蔵之介 仲村トオル


東京公演 〜11/24(土)赤坂RED/THEATER

福岡公演 11/30(金)・12/1(土)西鉄ホール

大分公演 12/2(日)大分市・コンパルホール文化ホール

京都公演 12/6(木)〜12/9(日)京都府立文化芸術会館 


素敵な舞台です!ぜひご覧ください!

前半戦終了!

2007年11月18日

昨日、熊本八千代座での公演を終え、午前の便で2週間ぶりに東京へと戻る。すっかり寒くなった。夕方から赤坂レッドシアターへ。蔵之介さんの舞台「抜け穴の会議室」を観る。いや〜おもしろかった!充電させてもらいました!

全国巡業

2007年11月15日

10月30日に浅草公会堂で初日を開けた公演も、山口市民会館での全日空チャリティー大歌舞伎で中日を迎え、今晩は長崎に来ている。この地を訪れるのは、なんと小学校の修学旅行以来。

今回の巡業は移動行程が有り得ないくらいハードなもので、大阪から奈良へ移動→そのまま昼夜2回公演→その後、博多移動(もちろん深夜)とか、バス6時間移動とか、本日の出雲〜長崎間、電車7時間移動など。

巡業公演には「移動日」あるものがあるが、その日一日は移動に費やされることが多いのだが、それは休暇も兼ねている。が、今回は本当に移動のみで丸一日が 終わってしまい、身体を休めるどころではない。役者のコンディションを大切にしてくれる大河ドラマの現場が懐かしい。そんな中、毎回の舞台で、訪れた土地 の皆さんからいただく声援が唯一のわれわれの元気の源です!

今晩は長崎名物ちゃんぽんを美味しくいただき、高橋一生が演じる外山がメインの「医龍2」第六話を観て、明日に備えます。